2013年7月1日月曜日

[第一回] KOZOS勉強

Outline

組み込みを基本から勉強したいと思い、『組み込みOS自作入門』を購入した。
組み込みの勉強なんて今の時代を考えると流れに反していると自分でも感じるのだが、
仕組みを知りたいという思いの方が強く今年は下回りをじっくり勉強しようと決めた。

この本はH8/3069Fというマイコンを使って、12 ステップに分けてOSを作成するという内容である。そのため、秋月電子通商にてマイコンも購入した。

http://akizukidenshi.com/img/goods/C/K-01271.JPG

開発環境のセットアップ 

開発をするにあたりまずはUbuntuにて環境を構築した。
今日セットアップした内容は以下の項目。
  1. binutils
  2. gcc-h8300-hmc (クロスコンパイラ)
  3. h8write (ROM焼きツール)
1. binutils
 GNUからbinutils-2.19.1をダウンロードし、ビルド&インストール。
  $ ./configure --target=h8300-elf --disable-nls
  $ make
  $ sudo make install

2. クロスコンパイラ
 マイコンについてくるCD-Rにバイナリが用意されていたり、GCCをビルドして用意する
 と色々な方法がある。しかし、自分の環境ではどれも上手く行かなかった。
 色々調べた結果、apt-getで入れることが出来るようなので今回はそちらにした。
  $ sudo apt-get install gcc-h8300-hmc

3. h8write
 ここからソースコードをダウンロードしてビルド。
  $ gcc h8write.c -o h8write -Wall

まとめ

これで開発できる状態になったので、着々と進めていこう。

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